今回は、「ケーキング」というパウダーファンデーションやおしろいの表面が固くなる現象が起きた時のカンタンな対処法をご紹介します。
ケーキングを簡単に直す方法
ケーキングを取る方法は、まゆげコームのブラシで軽く表面を削り取るだけ。
私はずっとこの方法で取り除いていたのですが、情報として見かけた事が無かったのでマイナーな方法かもしれません。一般的にはカッターや綺麗なパフ、テープなどで取る場合が多いようです。
ブラシ付きのまゆげコームはこのようなアイテムです↓↓
実演!ケーキングを取っていきます

ケーキング化してしまった手持ちのパウダーを使って、実際に取り除いていきます。
準備するものは以下の3点。
- パウダー(プレスト系のアイテム)
- 眉毛コーム(ブラシ付き)
- 綿棒
それでは実際にケーキングしてしまったプレストパウダーがどのように変わるのかご覧ください!
1.眉毛コームのブラシで軽くこする

眉毛コームに付いているブラシは程よく固さがありますが、優しくこする事で表面だけ削り取ることができます。

ブラシをパウダーの表面にあててケーキングした箇所を慎重に擦っていくと、

あっという間に綺麗になりました!容器の中に残っている削り取ったパウダーをゴミ箱に捨てますが、非常に飛び散りやすいので慎重に捨ててくださいね。扇風機や鼻息に要注意です(笑)
最終的に、以下の写真のようにケーキングしてしまったところが取り除けました(撮影のライトの関係で色味が分かりづらかったらごめんなさい)

2.綿棒で容器を綺麗に

捨てる時にどうしても容器のフチがパウダーまみれになってしまいます。ですので、乾いた綿棒やティッシュでキレイに拭き取ってあげればキレイサッパリ。これで完成です。
3.眉毛コームを軽く水洗い
パウダーまみれになっている事は無いと思いますが、皮脂や油分の付いたパウダーを削ったものなので念のため洗っておくと衛生面も安心かと思います。
ちなみに私はメイク中にブラシを使用する事が無いのですが、普段からメイクでも使用している方はこまめに綺麗にしておくと良いでしょう。
眉毛コームを使ってケーキングを取るメリット・デメリット
メリット
私の考えるメリットとしては、大きく3点。
- 安く買える
- 洗えば長持ち
- 広範囲でも手早くキレイに
安く買える
私が今使っている眉毛コームもそうなのですが、眉毛コームは100円ショップでも取り扱っている場合が多いです。(私はキャンドゥで購入しました。廃盤になっていなければ購入できるはず)
ただ、眉毛コームはあったけどブラシが付いていない可能性も0ではないので、通販で安いものを買うのも確実かなとは思います。
洗えば長持ち

一般的にケーキングは綺麗なパフを使って取り除くらしいのですが、パフだと消耗品なので定期的に交換する必要がありますよね。
それに比べて眉毛コームを使えば買い替える頻度がかなり低くお財布にも優しい・そしてゴミも出ないのでエコ…のはず。
広範囲でも手早くキレイに
ファンデーションやパウダーの使い方次第で、ケーキング化してしまう範囲も変わってきます。私はパフでグルグルなぞって使うタイプなので、全面的にケーキング化する事が多いです。
ブラシを使うことで、広範囲でも狭い範囲でも比較的ピンポイントで削りやすいと感じています。
デメリット
デメリットとしては2つ
- 余分に削ってしまう
- ケースが汚れる
余分に削ってしまう
ピンポイントで取れるとお伝えしたばかりですが、削った粉を眺めていると思っている以上に削れてしまっているな…と感じるときも。
ガシガシと豪快に削ってしまわずに、まずは優しくなでるように少しずつ削ってみてください。
ケースが汚れる
綿棒で容器を拭き取っても、パウダーと容器の隙間などの隅っこの汚れが取れにくいです。あまり気にならない程度だとは思いますが、気になる方は下の写真を確認していただき汚れ具合が許容範囲であれば試してみてください。

ケーキングを防ぐためには

ケーキングの現象はプレストタイプのコスメで起こりうるのですが、主に皮脂の汚れやスキンケアの油分が付着したスポンジなどでパウダーの表面を触ってしまう事により発生しやすいです。
ケーキングを防ぐためには、使用するスポンジをキレイに保つこと。具体的には、
- スポンジやパフをマメに洗う
- パフの同じ箇所を繰り返し使わない
- スキンケア後、油分が残った状態ですぐにメイクをしない
などに気を付けるとケーキング現象が起こりにくくなります。
衛生面で考えてもメイクアイテムをキレイに保つ事は大事なことなので、心がけておくと良いでしょう。
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