本日は、2021年1~3月発売の新装版が話題となっている”ジウ”シリーズについてご紹介してきたいと思います!シリーズ第一作の初版が2008年12月に出ているのでだいぶ前の作品となりますが、私自身も、新装版発売で平積みされていた”ジウⅠ”を見てシリーズを知ったので、同じように興味を持った方も多いのではないでしょうか^^?
- まだ読んだことが無いけど気になる
- シリーズが多くてどこから読めばいいのか分からない
- ドラマは見たことあるけど、原作を読んだことが無い
という方に作品の魅力をご紹介していきます。
シリーズはどんな作品があるの?
書店やサイトで見たことがある方はご存じかと思いますが、ジウシリーズは現在9作品発売されています。
- ジウシリーズ(本編)
- ジウⅠ
- ジウⅡ
- ジウⅢ
- ジウサーガ(スピンオフ)
- 国境事変
- ハング
- 歌舞伎町セブン
- 歌舞伎町ダムド
- ノワール ガラスの太陽
- 歌舞伎町ゲノム
サーガというのはジウシリースのスピンオフのようなもので、本作に出てきた登場人物がメインだったりキーパーソンになっており、本編以降に発生した別の事件解決のために奔走しています。同じ登場人物が出てくるという事で、時系列順にもなっています。本編だけ読んだことがある方は、懐かしい人物たちが出てきて胸が熱くなるでしょう^^
シリーズ順に読むべき
特設サイトには、”どこから読んでもやめられない”と紹介されています。私もジウⅢ発売日より前にサーガを読みその結果現在ドハマリしているくらいなので、実際どこから読んでも楽しめるシリーズとなっています。
ただ、サーガはあくまでスピンオフ的な立ち位置でもあり、本編”ジウシリーズ”のネタバレが含まれていることに注意をしなくてはいけないと個人的に思います。
ジウⅡを読んで、お~いよいよ盛り上がってきた、これはⅢが楽しみだ!という所で”ハング”を読んだのですが、おそらくジウⅢの結末であろう重要事実がサラッと出てきたんです(笑)。主人公が週刊誌の一面を紹介している場面、半行くらいでサラッと。。
あ、これは見てはいけないものを見てしまったのか?という感情が残っています。
同じように”歌舞伎町セブン”でも、おそらくジウⅢで起こる事件について、軽く記載があります。”ふーん、そうなんだ”という程度でしたが、もし先に読んでみようかと考えている方はご注意を。
本編読了前に歌舞伎町ダムドを読む方は要注意!
どこから読んでも楽しめるとお伝えしましたが”歌舞伎町ダムド”以降は、かなり濃い内容で本編のネタバレを含んでいます。というよりも、個人的にはこの作品は”ジウⅣ”と名付けてもいいのではないか?と思う程本編に近く、続編のような内容になっているように感じました。
そして、ジウシリーズ・サーガの集大成でもあるように感じました。今までの作品が全てが絡みあい、凝縮されて出来た作品で、もうこの一冊だけで感想を書きたいと思う程です(語彙力が皆無なので、書評は諦めています)
前作”歌舞伎町セブン”に散りばめられた登場人物に関する伏線が回収され、そういうことだったのか!の連続でした。私は結構鈍感なので回収された伏線に驚きを隠せませんでしたが、感の鋭い方や日頃から読書をされている方にとっては伏線という程のものではないかもしれませんが、ぜひ読んで判断してください(汗)。
ネタバレを見てしまっても、それ以上に楽しませてくれる!
先ほどはシリーズ順に読むべきとお伝えしましたが、結論、どこから読んでも面白いことは間違いありません!
もちろん、本編を先に読むことで登場人物への愛着が湧くと思います。その後に”サーガ”を読み進めるとより一層感情移入することができますし、過去の事件に再度触れる度に”そうそう、そんな事があったよね”と楽しめます。
ですが、一作一作登場人物の細かい心情の描写もあれば、その人がどのような人物なのかという説明もあるので、先に”サーガ”を手にした方も安心して読み進めてもらえれば問題ありません^^後々、前日譚として本編を読んでもまた違った楽しみ方ができるかもしれません。
ストーリーを重視し、ネタバレはしてほしくない!という方は本編”ジウシリーズ”から読むことを強くおススメします!
今月発売のジウⅢ、早く読みたくてウズウズしています。ネタバレらしきものは見てしまったけど、もしかしたら予想外の結末が待っているかもしれない。そんな事も考えられる位に楽しめる作品です。
それではこの辺で(*^^)v
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